「両家顔合わせって、正直めんどくさい…」と思っていました。
スケジュール調整や場所選び、服装や進行の準備など、考えることが多く、負担に感じますよね。
しかし、顔合わせを通じて両家の関係を深め、結婚生活をスムーズに進めるための準備ができるのも事実です。
なんだかんだ顔合わせして良かったです。メリットもたくさん感じましたよ♪
本記事では、「両家顔合わせがめんどくさい」と感じる5つの要因をピックアップし、それぞれ対策を具体的に解説します。
実体験を交えながら、顔合わせをしたからこそ得られたメリットや、行わない場合の注意点も詳しく紹介します。
読み終える頃には、顔合わせの意義や具体的な進め方が明確になるはず。
「やってよかった」と思えるよう、面倒を感じている今こそ、ぜひこの記事を参考にしてください♡
両家顔合わせがめんどくさいけどやった方がいい理由
両家顔合わせは、「準備が面倒」「気を遣いすぎて疲れる」とめんどくさく思われがち。
ですが、結婚後の生活をスムーズに進めるためには欠かせないイベントです。
以下では、顔合わせをやった方がいい具体的な理由を4つ挙げ、それぞれ掘り下げて解説します。
相手の家族のことを深く知れる
両家顔合わせの大きなメリットの一つが、「相手の家族を直接知ることができる」という点です。
結婚するということは、パートナーとの生活だけでなく、相手の家族とも長い付き合いが始まるということです。
例えば、顔合わせの席で「趣味の話題で盛り上がった」「仕事の話から意外な共通点が見つかった」というようなカップルは少なくありません。
このように、日常会話の中から相手の家族の価値観や生活スタイルを把握することで、結婚後の付き合い方がぐっと楽になります。
また、初対面の緊張感を味方につけて、自分たちの結婚への意気込みや感謝の気持ちをしっかり伝えられる場でもあります。
一度しっかり顔を合わせておくことで、結婚後に気まずさや距離感を感じにくいです。
両家の関係性構築のため
結婚後、何かと両家で協力し合う場面が出ます。
例えば、子どもの誕生やイベントの際には、両家がコミュニケーションを取らなければならない状況が訪れます。
その際、顔合わせを通じて親同士が打ち解けていれば、スムーズに協力関係を築けます。
顔合わせの場では、両家がそれぞれ自己紹介をしたり、過去の思い出を話したりするでしょう。
このような時間を共有することで、お互いに対する信頼感が生まれ、「良い結婚をしてくれた」と親同士が感じられる場面も増えますよ。
親同士が直接会話する機会は少ないので、両親も安心してくれるはず。
結婚式の希望や価値観を確認できる
顔合わせでは結婚式の話題になることがあります。
結婚式は重要なイベントですが、規模や予算、スタイルなどをめぐって意見が割れることもしばしば。
両家が顔合わせの段階で希望を話し合うことで、後々のトラブルを避けることができます。
例えば、「お色直しはどれくらい必要か」「どの程度のゲストを招待するのか」といった具体的な話題も、この場で話し合っておくと良いでしょう。
さらに、家族同士で「こうしたい」「あれは避けたい」と意見を出し合うことで、新郎新婦が全体のイメージをより明確にする助けにもなります。
新生活や結婚式で助けてもらえる
両親は、結婚という新たなスタートに向けてさまざまな形でサポートをしてくれる存在です。
サポートを円滑に受けるためにも、顔合わせで感謝や意気込みを直接伝えることが重要です。
例えば、引っ越し資金や結婚式費用の援助をしてもらるケースもあります。
顔合わせの場で信頼関係を築いておくと、両親がより前向きに協力してくれることが期待できます。
めんどくさくても、顔合わせやっておいた方がいろいろ便利♡
両家顔合わせがめんどくさいと感じる要因と対策
次に、顔合わせが「めんどくさい」と思われる原因について詳しく見ていきます。
それぞれの原因に対する具体的な対策について、私たちの実例も交えて紹介しますよ。
顔合わせがめんどくさい要因① スケジュール調整が必要
顔合わせでは、両家それぞれの都合を確認しながら、主に新郎新婦がスケジュールを組む必要があります。
特に、仕事や遠方に住む家族がいる場合、日程調整が難しくてめんどくさく感じてしまいます。
スケジュール調整では、候補日を複数挙げた上で、全員の意見を反映できる形で調整を進めましょう。
スケジュールを確定させる際には、できるだけ早めに日程を伝えることで、他の予定と重なるリスクを減らすことができます。
私たちは半年前に日程は抑えていました。早めに決めておくと安心ですよ。
顔合わせがめんどくさい要因② 場所選びでの配慮
顔合わせの会場選びは、両家の距離や交通手段を考慮する必要があります。
片方に負担が偏らないように場所を探すのも、めんどくさいと感じる大きな要因でしょう。
近年では、負担が平等になるよう、両家の中間地点を開催場所にするケースが多いです。
私たちは両家の意見を尊重して、彼の地元へ集合しました。
遠方の顔合わせ場所の決め方を詳しくまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なかなか調整が難しい場合には、思い切ってオンライン顔合わせを選択する方法も有効です。
レストラン選びでは双方の意見を参考にしながら、「格式が高すぎない」「お互いにリラックスできる個室」という点を重視すると良いでしょう。
顔合わせがめんどくさい要因③ お金がかかる
会場費や食事代、交通費など、顔合わせにはまとまった費用が発生します。これが経済的負担となり、「めんどくさい」と感じる要因となります。
顔合わせでは、新郎新婦が両家を招待する形式として、2人で食事代を負担することが多いです。
私たち夫婦と、私の両親は遠方から新幹線で集合していますが、食事代のみ2人で負担し、交通費は各自での負担としました。
彼の家族側からは、手土産を頂きました!
ちなみに、食事会の金額は全員分で5万円だったので、2人で分けて、私は2.5万円ほど支払いました。
2人で負担する場合は、事前に両家に伝えておくことで、支払い時にバタバタすることもなく、両親も安心して参加してくれますよ。
費用面での負担を軽減するには、顔合わせの場所や形式を柔軟に考えるのも良いでしょう。
例えば、高級レストランではなくカジュアルなお店を選ぶことで、フランクな顔合わせができます。
顔合わせがめんどくさい要因④ 服装選びが重要
両家の間で服装の格差が生まれると、気まずい雰囲気になりがちです。
どれくらいフォーマルにするべきか相談しながら準備する必要があるのも、めんどくさいと感じるポイント。
事前に両家でドレスコードを相談しておき、スーツや着物など、具体的に何を着るか確認しておくことが大切です。
「着物×カジュアルなお店」「ラフな格好×格式高いレストラン」など、服装とお店がミスマッチしないように注意しましょう。
私は母からもらった振袖を着て、彼はスーツで参加。
お店は庭園のある老舗を選んだので、両家とも、和装かスーツで合わせましたよ。
着られそうな着物やワンピースがない場合は、レンタル衣装を利用すれば、コストを抑えつつフォーマルな装いが可能になります。
顔合わせがめんどくさい要因⑤ 当日の進行に気を遣う
両家の初対面という場面では、どのように会話を進めるか、挨拶はどうするか、など考えておくことが多くてめんどくさいと感じてしまいます。
相手の家族にマイナスの印象を与えないよう、いろいろ気を遣いがち…。
両親が物静かな性格だったり、格式を重んじる場合は、あらかじめ食事会の流れや話題のリストを簡単に考えておくと、緊張が和らぎます。
私たちの場合は、両親の性格的にも、そこまで硬い食事会にはならず、特に進行もなく和やかな雰囲気で会話を楽しむことができました。
念のため乾杯前の挨拶は考えていましたが、当日使うことはなかったです。
基本的な顔合わせの進行
- 待ち合わせ
- はじまりの挨拶(新郎→新婦の順)
- 家族を紹介する
- 婚約記念品(指輪など)のお披露目
- 記念撮影
- 会食
- 結びの挨拶
当日使わなくても、簡単な挨拶と話題を考えておくだけでも安心できました。
【実体験】めんどくさいけど顔合わせをして良かったこと
私も正直、両家顔合わせは気を遣ったりが億劫でめんどくさいと思っていました。
しかし、実際に顔合わせをしてみて、やって良かったと感じたことが多かったので、詳しく解説していきます。
相手の家族にしっかり挨拶できる機会
顔合わせは、改めて両家の家族にしっかりと挨拶ができる機会です。
今まで、それぞれの親とは何度か食事をしたことがありましたが、改まった挨拶はなかなかできていませんでした。
相手の家族に「これからよろしくお願いします」という言葉を直接伝えることで、互いに安心感を持てるようになります。
家族づきあいはめんどくさいと思ってしまいがちですが、一度しっかり挨拶しておくことで、今後の関係性もスムーズになりやすいでしょう。
美味しい食事をおごって両親への孝行
顔合わせの場を「親への感謝を伝える機会」と考えるカップルも多いです。
高級レストランや格式のある和食店など、普段行けない場所での食事をプレゼントする形で、両親に喜んでもらえます。
私たちは、紅葉のシーズンに庭園のあるお店を選び、食事代を新郎新婦2人で負担することで、プチ親孝行ができたのではないか、と思っています。
このように、感謝の気持ちが自然な形で伝わると、両家の関係も良好になるでしょう。
最後に振袖が着た写真が撮れた
女性にとっては、振袖を着る最後の機会になることも多い顔合わせ。写真を撮ることで一生の思い出として残せます。
私は、母から受け継いだ振袖を着ることができました。
結婚式ではドレスを着るため、顔合わせでは和装の写真を撮る良い機会になりました。
着付けからヘアセットまでプロにお願いし、写真をたくさん撮り、両親もとても喜んでくれました。
しっかりと着飾って集まる機会は少ないので、家族にとっても大切な思い出の一枚となります。
両家顔合わせをしない場合の注意点
顔合わせを省略する選択肢もありますが、その場合に生じうるリスクについて知っておくことが大切です。
子どもの結婚相手の家族と会わないままでは、不安を抱える親も少なくありません。
やむを得ない事情によって顔合わせをしない場合は、両家にその理由をしっかりと説明して、誤解のないようにしましょう。
特に遠方に住んでいる場合、顔合わせの機会を逃すと、親族同士がほとんど顔を合わせる機会がなくなりがちです。
結婚式の日や、入籍後のタイミングでも、顔合わせの代わりとして、食事会を準備しておくと家族も安心してくれるはずです。
私たちは入籍後に顔合わせを開催しましたよ♪
まとめ:両家顔合わせはめんどくさいけどやった方がいい!
両家顔合わせは、「準備が大変」「気を遣う」といった理由でめんどくさいと感じられがちですが、その労力以上のメリットがあるイベントです。
顔合わせを通じて両家が打ち解け、今後の結婚生活をスムーズに進めるための土台を築くことができますよ。
緊張したり、準備が億劫に感じることもありましたが、ちゃんとやってよかったです!
結婚という人生の節目において、ぜひ前向きに取り組んでみてください♡
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