家族婚を準備している中で、「ペーパーアイテムはどこまで準備すべきか?」悩みますよね。
少人数婚では、一般的な結婚式とは異なり、ペーパーアイテムの種類や必要性が大きく変わります。
適切なアイテムを選び、工夫することで、ゲストへの感謝やおもてなしの気持ちを伝える重要な役割を果たします。
少人数だからこそ、一つひとつのアイテムが温かみのあるものに♡
本記事では、家族婚における必須アイテムから省略可能なもの、さらに手作りや外注を活用した作成方法まで、席札など手作り実例を交えて解説します。
これにより、限られた予算や時間の中で、効果的にペーパーアイテムを準備する方法がわかります。
家族婚にぴったりなペーパーアイテムの選び方や作り方を確認して、理想のおもてなしを形にしてみましょう!
【実例】ペーパーアイテムの種類と家族婚で用意するもの
結婚式で準備するペーパーアイテムは、主に以下の6種類です。
- 席札
- 席次表
- 招待状
- メニュー表
- プロフィールブック
- 結婚報告はがき
ここからは、それぞれのアイテムの具体的な説明について、家族婚で用意した方がいいのかどうかあわせて解説します。
ペーパーアイテム① 席札→必須
席札は、家族婚においても非常に重要なペーパーアイテムの一つです。
他のペーパーアイテムを省略したとしても、席札だけは準備するケースも多いです。
席札はゲストがどの席に座るべきかを明確にし、スムーズな進行をサポートする役割を果たします。
▶ 席札に込める想い
席札には、ただ名前を書くのではなく、一言メッセージを添えることで、ゲストへの感謝の気持ちを伝えることができます。
1人1人への手紙として思いを伝えたり、「今日はお越しいただきありがとうございます。」といったメッセージを加えるだけで特別感が生まれます。
私たちも席札はメッセージを書いて手作りする予定です♡
▶ 席札のデザインと素材選び
席札のデザインは、結婚式のテーマや装飾に合わせて選ぶと統一感が生まれます。
シンプルな紙素材から、アクリルや木製の席札など、個性的な選択肢もあります。
家族婚では少人数のため、こだわったデザインの席札を用意することも比較的簡単です。
ペーパーアイテム② 席次表→省略
家族婚では、ゲストが少人数であるため、席次表を省略するケースが多いです。
席次表は通常、30名規模以上の結婚式で使われることが多いアイテムですが、家族婚では席に迷う心配はありません。
席次表の代わりに何を用意する?
席次表を省略する代わりに、ウェルカムボードに記載したり、ゲストに直接座る場所を案内するなど、家族婚では柔軟な対応が可能です。
また、会場内のレイアウトをあらかじめ簡単なメモにしておき、事前に案内しておくとゲストも安心できます。
席次表を1人1人に作る必要はないので、コスト削減できます。
ペーパーアイテム③ 招待状→必要
家族婚では、ゲストが身近な親族に限られることが多いため、招待状は不要に思われがちですが、連絡ツールとして送るのが親切です。
家族婚でも親戚をたくさん呼ぶ場合には、1世帯に1枚用意しておくと良いでしょう。
私たちの場合は、6人だけの少人数婚なので最初はいらないかと考えていましたが、最終的な案内として渡すことに決めました。
無料のテンプレートをダウンロードしたり、特別感を大切にしたい場合は、簡易的な招待状を手作りするのも良いでしょう。
招待状の作り方やマナーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ペーパーアイテム④ メニュー表→用意
メニュー表は、家族婚であっても用意することをおすすめします。
料理は結婚式の中でも楽しみの一つであり、ゲストへのおもてなしを象徴するものです。
正直、「メニュー表くらい式場で用意してくれてもいいのでは…」と思ってしまいますが、ない場合は簡易的なものでも作っておくと良いでしょう。
私たちもペライチで用意するつもりです。
▶ メニュー表の役割
メニュー表には、料理名や使用されている食材、アレルギー対応などを記載することで、ゲストが安心して食事を楽しむことができます。
また、お料理にこだわった場合、その魅力を引き立てる役割も果たします。
ドリンクリストも記載しておくと、注文がスムーズです。
▶ 家族婚向けメニュー表のアイデア
- シンプルなデザイン:紙1枚に料理名を箇条書きで記載
- 手作り感を演出:カリグラフィーなどフォントやデザインを工夫しておしゃれに
- 装飾を兼ねたデザイン:席次表にメニュー表やプロフォールを載せて一体化させる
私はCanvaデザインして、コンビニ印刷する予定。100円くらいで作れるので費用も抑えられます。
ペーパーアイテム⑤ プロフィールブック→省略
家族婚では、プロフィールブックを省略することが一般的です。
プロフィールブックは席次表と一体化されているケースが多く、少人数の結婚式ではあまり用意されません。
ただし、お互いの家族のことをあまり知らない場合や、結婚式を盛り上げるためのアイテムとして、プロフィールブックを作るのは有効的です。
プロフィールブックの代替案
もしも自己紹介やエピソードを共有したい場合、挨拶の中で直接伝える、またはプロフィール動画やスライドショーを活用すると良いでしょう。
歓談がメインになりがちな家族婚では、こういった演出を取り入れることで、会話のきっかけにもなり、結婚式を盛り上げることができます。
ペーパーアイテム⑥ 結婚報告はがき→年賀状に
結婚報告はがきは、結婚式後にお世話になった方々や参列できなかった方々への感謝を伝える重要なアイテムです。
家族婚の場合、招待できないゲストが多いので、結婚報告はがきを使ってフォローができます。
以前結婚式に招待してもらった友達や、お世話になった目上の方など、年賀状として新年に結婚報告はがきを送ると好印象です。
▶ デザインのポイント
- 新郎新婦の写真やメッセージを盛り込むことで、温かみのある年賀状に。
- メッセージには、結婚の報告と新年の挨拶を兼ねた内容を記載。
「このたび私たちは結婚いたしました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。」 - お世話になった方々に向けた感謝の気持ちを込めた一文を添えると良いでしょう。
写真入りの結婚報告はがきサービスのソルトウェディングは、デザインから作成までプロに外注することができます。
高品質のはがきが高級感を演出してくれます。
\WEB完結!デザイン4,166種類が選べる/
プロデザイナー補正対応付きの最高品質はがき
家族婚のペーパーアイテムにいくらかけた?
お金のかかる結婚式では、ペーパーアイテムはなるべく費用削減をしたいところ。
一般的にどのくらいの費用がかかるのか、手作りや外注との比較や、節約方法について解説します。
ペーパーアイテムの平均費用
家族婚でのペーパーアイテムの費用は、新郎新婦のこだわりや作成方法によって異なりますが、一般的に以下のような費用感となっています。
- 席札:1枚あたり50〜300円程度
- メニュー表:1枚あたり10〜300円程度
- 招待状(省略する場合も多い):1通あたり100〜800円程度
家族婚では少人数のため、必要なペーパーアイテムの種類も少なく、大量印刷が必要な一般的な結婚式よりも費用を抑えることが可能です。
一方で、一つひとつのアイテムにこだわる場合は、単価が高くなる傾向があります。
アイテムを絞れば、1枚あたりの単価を上げてクオリティ高くできます。
ペーパーアイテムの手作りと外注のメリット・デメリット
ペーパーアイテムを用意する方法として、手作りするか外注するかで、それぞれメリットとデメリットがあります。
▶手作りDIYのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
コスト削減 オリジナリティを出せる 思い出になる | 時間と労力がかかる 品質に差が出る |
結婚式のペーパーアイテムを手作りするメリットは、費用を抑えつつもオリジナリティが出せる点にあります。
新郎新婦の個性を反映したデザインや、結婚式のテーマに合わせた特別な作品ができあがり、結婚準備の思い出にもなります。
一方で、デザインや印刷に時間が必要です。忙しいスケジュールの中で準備を進めるのは負担になりやすいです。
また、全て自分で作る場合は、仕上がりの品質が劣る場合や、失敗するリスクもあります。
▶ 外注のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
プロのクオリティ 効率的で負担が少ない | コストがかかる 自由度が制限される |
結婚式のペーパーアイテムを外注すれば、デザイン性や印刷の質が高く、完成度の高いペーパーアイテムを作ることができます。
忙しい新郎新婦にとっては、外注することで手間が省け、他の準備に集中できます。
一方デメリットは、特に少部数の場合は単価が高くなりやく、デザインや形式に制約がある場合、自分たちの希望を100%反映できないことがあります。
ペーパーアイテムを節約するための工夫
家族婚では、ペーパーアイテムを節約しながらも満足度を高める工夫が可能です。
▶ 少部数対応の工夫
少人数婚では大量印刷が不要なため、自宅やコンビニのプリンターを活用したり、少部数対応可能な印刷会社を利用すると良いでしょう。
デザインや装飾など、一部を手作りにすることで、さらにコストを抑えられます。
▶ デザインのシンプル化
装飾を控えめにし、シンプルなデザインにすることでオプション費用や材料費を削減できます。
例えば、モノクロ印刷を選んだり、紙質をシンプルにすることで、単価を下げられます。
▶ 無料ツールの活用
後述する無料デザインツールを活用すれば、テンプレートを使いながら簡単におしゃれなペーパーアイテムを作成できます。
無料でもおしゃれなデザインは多いので、上手く取り入れながらコスパ良く作りましょう。
ペーパーアイテムを作る方法とおすすめツール
実際にペーパーアイテムを作成するにあたって、3パターンの作成方法と、おすすめの無料デザインツールについて紹介します。
無料デザインツール+プリンターで印刷
無料デザインツールを使い、自宅で印刷する方法は、労力は必要ですが費用を抑えたい人に最適。
以下のような無料ツールを活用できます。
おすすめ無料デザインツール
- Canva:初心者でも使いやすいテンプレートが豊富。文字や画像のカスタマイズも簡単
- Adobe Express:シンプルながらもおしゃれなデザインを無料で作成可能
- Microsoft WordやPowerPoint:馴染みのあるソフトで、基本的なデザイン作成が可能
個人的にはCanvaがおすすめ。おしゃれなテンプレートが豊富で、写真の挿入など自由度も高いです。
ウェルカムボードもCanvaでデザイン中です♡
関連記事:家族婚のウェルカムボードアイディア
自宅で印刷する場合、以下の点に注意しましょう。
- 紙質の選択:厚めの用紙を使うと高級感が出ます。
- プリンターの設定:高解像度で印刷することで、より綺麗な仕上がりに。
- インク代の確認:印刷枚数が多い場合はインクコストを計算しておくと安心。
紙質や装飾など、こだわりながら、低コストで作成できます。
無料デザインツール+印刷会社
デザインは無料ツールを使い、印刷を印刷会社に外注する方法は、オリジナリティを出しつつ美しい仕上がりを求める人におすすめです。
色合いや紙質の品質が良く、箔押しやエンボス加工による特殊加工ができて、自宅のプリンターでは実現が難しいプロ仕様の仕上がりを得られます。
以前ラクスルを使ったことがありますが、発注から納品までスムーズで、紙質も選べて高級感のある仕上がりが満足度高かったです。
印刷会社を使うと、仕上がりが一気に高品質に!
家族婚では小ロットで対応できるところに依頼してみましょう。
- 無料デザインツールでテンプレートを選び、デザインを完成させる。
- 完成データを指定のファイル形式で保存。
- 印刷会社のウェブサイトから注文し、データをアップロード。
- 完成品が届くまで待つだけ。
デザインから全て外注
クオリティの高いアイテムを用意したい人や、時間がなくて全てプロに任せたい人は、デザインから印刷まで一括で外注する方法がおすすめです。
プロのデザイナーに依頼することで、自分たちだけのオリジナルアイテムの完成品をが簡単に受け取れるため、他の準備に集中できます。
おすすめサービス印刷会社
- ココナラ:フリーランスデザイナーに直接依頼可能。予算に応じた選択ができる。
- Minne・Creema:ハンドメイド作品の販売サイトで、個性的なデザインも探せる。
私はココナラをたまに利用しますが、レビューと価格のバランスを考慮して選ぶのがおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。
外部に依頼する場合は、納期に余裕を持って早めに準備する必要があります。
依頼内容を明確に伝えることで、理想の仕上がりに近づけることができます。
\オリジナル作品をお得に簡単作成/
レビューやサンプルから検討できる!
家族婚だからこそこだわりたい!席札の作り方・デザイン
家族婚では、ペーパーアイテムの中でも、特に席札にこだわる新郎新婦が多いでしょう。
少人数だからこそ、ゲスト一人ひとりに向けた温かい心配りが伝わる席札は、結婚式全体の印象を大きく左右する重要なアイテムです。
ここでは、手作り席札の具体例や簡単な作成方法、書くべきメッセージのアイデアについて詳しくご紹介します。
【実例】手作り席札のアイデアと簡単な作成方法
手作り席札は、オリジナリティを発揮しやすく、ゲストにも喜ばれる工夫を凝らすことができます。
以下は実際に結婚式で使われた手作り席札のアイデアです。
席札の実例①スタンプやフォントを工夫するだけ
フォントを工夫したり、ワンポイントの装飾を加えるだけで、一気におしゃれな席札が出来上がります。
紙を折って立体的に仕上げた席札は、簡単に華やかな印象を与えられます。
ネット上で無料ダウンロードできるテンプレートを使えば、初心者でも簡単に作成可能です。
席札の実例②アクリルで抜け感とおしゃれ度UP
紙ではなくアクリルを使った席札は、おしゃれなアイテムとして人気です。
チェーンや紐を通せば、アクリルキーホルダーとして結婚式後も使うことができます。
席札の実例③木の素材で作るナチュラルなウッド席札
木のブロックを使った温かみある席札は、ナチュラルウェディングとの相性ばっちり。
Minneでも販売されている他、通販で木のブロックを買って名前を入れれば手軽にかわいいアイテムが出来上がります。
紙製ではなく、木の葉やコルク、貝殻などを使った席札は、ナチュラルでおしゃれな印象を与えます。
席札の実例④子供向けに楽しい工夫
親戚の子供など、小さい子がいる場合は、見て楽しいアイテムやお菓子を添えると喜んでもらえるでしょう。
百均ショップや自宅にあるもので作れるので、チャレンジしてみても良さそうですね。
席札に書くメッセージ
席札には、名前だけでなく、短いメッセージを添えることで、温かみのあるアイテムに仕上がります。
「本日はお越しいただきありがとうございます。」といった短い挨拶の他にも、ゲストごとに異なるメッセージを書くと、特別感が演出できます。
- 兄弟へ向けたメッセージ例
「○○へ
いつもそばで支えてくれてありがとう。小さい頃から一緒に過ごしてきたたくさんの思い出は、私の宝物です。これからも変わらず仲良く、たまには夫婦の相談にも乗ってね。今日は楽しんでいってください!」
手書きのメッセージはゲストに喜んでもらいやすいポイントです。
実際に結婚式に参列した際、席にメッセージが置いてあって嬉しかったですね♡
両親やゲストの名前に敬称「様」を付ける?
席札に書く名前には、一般的なルールとして、ゲストには「様」を付けて、主催側なら敬称は省くとされています。
大規模な結婚式の場合は、両親は主催側とされて「様」は付けませんが、既婚の兄弟姉妹や親戚はゲスト側とされて敬称を付けます。
ゲストが親族だけの場合、新郎新婦がもてなす側として、ゲスト全員「様」で統一して良いでしょう。
私たちも全員「様」付けで統一します。
カジュアルな食事会であれば、「〇〇お父さん」や愛称でより親しみやすい印象になりますね。
まとめ:家族婚でもペーパーアイテムでおもてなしを
家族婚では、少人数だからこそ、一つひとつのペーパーアイテムに気持ちを込めることができます。
席札は家族婚の必須アイテムで、手作りやデザインへのこだわりを通して、ゲストへの感謝やおもてなしの心を伝える大切な役割を果たします。
また、温かみのあるペーパーアイテムは、結婚式全体の雰囲気をより印象深いものにします。
この記事でご紹介したアイデアや方法を参考に、自分たちらしいペーパーアイテム作りにぜひ挑戦してみてください。
少人数の家族婚だからこそ実現できる、特別感あふれる結婚式を楽しみましょう♡
コメント