家族婚を考えているけれど、両家のゲスト人数に大きな差があって不安…。
ゲスト人数差があると、結婚式の雰囲気や費用分担に影響が出るのではないかと心配になりますよね。
しかし、家族婚では人数差があっても大丈夫!
ちょっとした工夫で、ゲスト全員が心地よく過ごせる温かな式を実現できます。
私たちは人数差がありましたが、テーブル配置や演出を工夫しました!
本記事では、家族婚で両家の人数差が生じる主な原因を解説し、その課題を解決するための具体的な対処法を紹介します。
実際に「新郎側1人:新婦側3人」の人数差があった私たちの家族婚の事例もお伝えします。
人数差の不安を解消し、両家が笑顔で迎えられるよう、結婚式の準備を進めていきましょう♡
結論:家族婚で両家ゲスト人数差があってもOK!
家族婚で両家のゲスト人数差があっても、結婚式自体には大きく影響しません。
両家のゲスト人数って揃えるべきじゃないの?
人数バランスを気にするカップルも多いですが、むしろ、現状多くのカップルが人数差をうまく乗り越えています。
ゼクシィの調査結果によると、「両家の人数差は気にしなかった」人が半数以上で、「できるだけ合わせた」人は少数派であることがわかります。
重要なのは、ゲストへの配慮を忘れずに、両家が納得できる形で式を進めること。
人数差があっても、配置や演出を工夫することで、お互いがリラックスして楽しめる場を作ることが可能ですよ。
家族婚で両家ゲストの人数差が生じる主な原因
家族婚でゲスト人数差が生じるのは珍しいことではありません。
以下では、その代表的な原因について詳しく解説します。
呼びたい親族の範囲が異なる
両家の親族に対する考え方や付き合いの濃さの違いが、人数差の一因となることがあります。
例えば、新郎側は親戚全員を招待する方針でも、新婦側は近しい親戚だけに限定する場合があります。
また、親戚同士の関係性や付き合いの頻度によっても、招待する範囲が異なることが多いです。
この違いがあること自体は自然なことであり、双方が納得できるラインを見つけることが大切です。
親族が遠方に住んでいる
片方の家族に遠方に住む親族が多い場合、移動の負担や宿泊費の問題から欠席が増え、結果的に人数差が生じることがあります。
例えば、地方や海外に住んでいる親族は、日程の都合がつかなかったり、金銭的な理由で参加を控えるケースが見受けられます。
高齢の親戚がいる場合は、体調面からも出席できないことも多いでしょう。
このような場合、オンラインでの参加や事前のフォローを検討することで、家族間のつながりを保ちながら式を進められるでしょう。
夫の祖父が体調面で参列できないため、結婚式後に内祝いも兼ねて訪問します!
関連記事:家族婚でのお車代どうした?
親族付き合いがない
新郎新婦のどちらか、あるいは双方で親族付き合いが少ない場合も、人数差が生じやすいです。
例えば、長年連絡を取っていない親戚や、関係性が希薄になっている親族は無理に招待しない方が好ましいでしょう。
人数合わせで招待するのは失礼になりますし、相手からしても、関りの少ない親族の結婚式に参列するのは億劫ですよね。
このような場合、招待人数を増やすことに固執せず、今後の関係性を考慮して選ぶことが大切です。
特別に招待したい友人・恩師がいる
家族婚であっても、特別に招待したい友人や恩師がいる場合、人数差が生じることがあります。
たとえば、新婦側にどうしても呼びたい親友がいる一方、新郎側にそのような招待枠がない場合、結果的に新婦側の人数が多くなることが考えられます。
このようなケースでは、家族婚という形式に固執せず、特別なゲストを迎え入れることを両家で話し合うことが重要です。
招待する友人や恩師に対しても、親族のみの結婚式で気まずい思いをさせないよう、配慮する必要があります。
関連記事:家族婚でも呼びたい友達がいる場合
家族婚でゲスト人数差が与える影響と注意点
家族婚は、シンプルでアットホームな結婚式スタイルとして人気ですが、ゲストの人数差が思わぬ影響を及ぼすことがあります。
ここでは、ゲスト人数差が与える影響と、どのような注意点が必要なのかを詳しく解説します。
両親や親戚が人数差を気にするケース
ゲスト人数差に敏感になるのは、新郎新婦本人よりもむしろ両親や親戚である場合が多いです。
例えば、片方の家族が親戚を多く招待し、もう一方が少人数の場合、「うちの家族が冷たく見えるのではないか」と心配する声が上がることがあります。
また、「招待客の少ない側が肩身が狭い思いをするのでは?」という心理的な負担を感じることも。
家族婚で人数差が生じた際には、まず事前に両親に相談しておくことが大切です。
親族に人数差やマナーを気にする方がいる場合、当日驚かせてしまわないように、あらかじめ人数差について理解を得ておく必要があるでしょう。
また、招待状や当日のスピーチで、ゲストの存在が式にとってどれだけ大切かを伝えることで、人数の多少に関係なく感謝を表現できます。
こうした配慮があれば、両親や親戚も安心して式に参加できますね。
結婚式費用の分担割合でもめるケース
ゲストの人数差があると、結婚式費用の分担割合でトラブルが生じることがあります。
例えば、新郎側が10人、新婦側が30人の場合、新婦側が結婚式費用を多めに負担すべきかどうかもめるケースも。
両家で費用を折半する場合は、両家の間で不満が生じるケースも考えられます。
その場合、1人当たりの費用を算出し、人数に応じた割合で分担する提案をすると、公平感を得やすいでしょう。
ただし、ゲスト人数が多い方が頂くご祝儀の金額も増えるため、結局、費用は折半する方法が簡潔でしょう。
関連記事:家族婚でのご祝儀の相場と実例
私たちは人数差は気にせず、新郎新婦で折半します!
人数差に伴う費用の話題はデリケートですが、事前の明確な話し合いがトラブル回避につながります。
両家一緒の控室だと気まずくなるケース
家族婚で両家の親睦を深めるために、両家が同じ控室を使うことがあります。
しかし、人数差が大きい場合、控室の雰囲気が気まずくなることがあります。
例えば、新婦側が20人、新郎側が5人の場合、大人数の賑やかな新婦側に対し、新郎側が孤立感を感じることも。
式前からお互いに気まずい空気が流れる可能性を懸念して、両家それぞれに別の控室を用意することもおすすめです。
控室が一つしか用意できない場合は、待ち時間をなるべく短縮したり、飲み物や軽食を用意してリラックスできる環境を整えることも効果的です。
こうした準備をすることで、式の進行中に気まずい思いをすることなく、両家ともに安心して過ごせるでしょう。
家族婚でのゲスト人数差を調整・緩和する方法
家族婚ではゲスト人数差が気になることがありますが、工夫をすればその差を目立たせず、円滑に式を進行することができます。
ここでは、具体的な調整や緩和方法を3つのポイントで紹介します。
招待するゲスト範囲を見直す
ゲスト人数差が大きくて親族が気にする場合、まず見直したいのが「誰を招待するか」の基準です。
両家でゲストの範囲を改めて話し合うことで、人数差を調整できる場合があります。
- 招待基準を「〇親等以内」と設定する
- どうしても呼びたい人を優先する
- 友人や恩師などを招待する
たとえば、招待基準を両家ともに「2親等まで」とすれば、対象が均等になりやすくなります。
遠方からの親族を招待する際は、負担を考慮しつつ、どうしても呼びたい人を優先しましょう。
招待人数が極端に少ない場合は、家族婚の趣旨を伝えたうえで、友人や恩師などを招待することで人数のバランスをとることも可能です。
このように柔軟にゲスト範囲を調整することで、自然な人数差の緩和が期待できます。
人数差は気にしすぎず、基本的には呼びたい人を招待するのが大事。
同じ長テーブルに一緒に座る
食事会の座席配置も、ゲスト人数差を調整する重要なポイントです。
一般的な結婚式では、両家がそれぞれ分かれて座ることが多いですが、家族婚では一緒のテーブルに座ることで一体感を演出できます。
私たちも全員で長テーブルを囲みます。
長テーブルの中央付近に新郎新婦を配置し、左右に両家のゲストを座らせることで人数差が目立たなくなります。
テーブル上にはプロフィールブックや家族のエピソードや写真を載せることで、会話のきっかけにもなるでしょう。
座席配置を工夫することで、人数差が気にならなくなるだけでなく、ゲスト同士の交流も自然に生まれやすくなります。
関連記事:家族婚のテーブルレイアウト実例
演出やプログラムで両家の一体感を演出する
ゲスト人数差がある場合でも、当日の演出やプログラムで両家が「一体感」を感じられる工夫をすることで、人数差を忘れさせる効果があります。
- プロフィールムービーで家族を紹介
- ゲスト参加型のゲームや演出
- サンクスバイトなど両親を巻き込んだイベント
歓談の時間が長すぎると、間延びしてしまい気まずくなる可能性があるため、適度な演出を取り入れることがおすすめです。
私たちは、ケーキ入刀後に親へケーキを食べさせる「サンクスバイト」をしたいと考えています。
演出を工夫することで、人数差に気を取られることなく、全員が楽しく過ごせる式を実現できますね。
関連記事:家族婚で盛り上がる演出
【私たちの実例】1(新郎):3(新婦)の人数差
実際に私たちが経験した家族婚では、新郎側のゲストが母親1人、新婦側が家族3人と、人数差があります。
夫が母子家庭であることと、親族の体調や仕事の予定で調整が難しく、義母が1人参加となりました。
人数差については両家共に説明済でしたが、当日気まずい思いをさせてしまわないよう、テーブルレイアウトと演出の内容を工夫しています。
食事会では、ゲスト全員が一緒に座れるよう、1つの長テーブルを採用し、新郎新婦も一緒にぐるっとテーブルを囲む形で座ります。
披露宴というよりは、フランクな食事会として、全員と会話しやすくなる座り方に。
また、演出では両家が一緒に楽しめる工夫やプログラムを重視しています。
- ゲスト全員一緒での写真撮影
- ゲスト衣装(かりゆし)をプレゼントし、ゲストの服装を揃える
- 手紙や贈呈品など、家族に感謝を伝える
- サンクスバイトで親を巻き込んだ演出
人数差による気まずさが生じないよう、ゲスト全員に心地よく過ごしてもらえるように配慮したいですね。
まとめ|家族婚の人数差バランスはゲストへの配慮を大切に
家族婚におけるゲスト人数差は、多くの新郎新婦が直面する課題ですが、適切な配慮と工夫をすれば問題ありません。
重要なのは、両家がともに心地よく過ごせる空間を作ることです。
ゲスト一人ひとりが「歓迎されている」と感じられるような対応が重要です。
まずは、両親や親戚の意見を事前に聞いておくことが、当日のトラブルを防ぐ鍵になります。
「家族婚らしさ」を大切にすることで、人数差はデメリットではなく、式の個性に♡
少人数だからこそできる温かな演出や、ゲスト全員が交流を深められる工夫が、人数差をポジティブな要素に変えるポイントです。
人数差にこだわりすぎず、ゲストが快適に過ごせる環境を優先して、両家にとって忘れられない一日を過ごしましょう!
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