親族のみの結婚式なら受付なしでいいかな?
少人数の家族婚では、受付を設けるべきか迷う方も多いでしょう。
一般的な結婚式での受付は、出席確認やご祝儀の受け取り、案内の拠点として欠かせない役割。
一方、親族だけで行う結婚式では、受付が必要ではない場合が多いです。
私たちは10人以下の家族婚で、受付を設置しません。
本記事では、親族のみの結婚式で受付を設けるべきか判断するための3つの基準を紹介します。
また、受付を設けない場合の注意点や、受付を頼む際のポイントについても詳しく解説。
家族婚でも当日に親族たちが困らないよう、しっかりと準備を進めていきましょう。
親族のみの結婚式は受付なしでいい?3つの判断基準
親族のみの結婚式は、規模が小さい分、形式的な準備を簡略化できることが魅力です。
受付の役割は、出席確認やご祝儀の管理、席次表の配布など。
家族婚で受付を設けるかどうかは、次の3つの基準に基づいて判断すると良いでしょう。
受付なしの基準①20人以下で人数が少ない
親族のみの結婚式で参加者が20人以下の場合、受付を設ける必要性は低くなります。
10人程度の少人数であれば、招待者全員の顔ぶれを新郎新婦や両親が把握しているため、受付で出席確認を行う必要はありません。
親族のみで人数が少ない場合、ゲスト同士の距離感も近く、事前に顔合わせを済ませていることが多いです。
ただし、20人、30人を超える規模の結婚式だと、出席確認やご祝儀の管理のために受付を設けた方が安心でしょう。
また、大人数だと、食事会での席次表も必要になってくるので、受付で渡す必要があります。
受付なしの基準②ご祝儀を事前に頂く・辞退する場合
親族のみの結婚式では、事前に親族からご祝儀を手渡されるケースが多いです。
私たちも、両親や祖父母から事前にご祝儀を頂きました。
これにより、当日の受付でご祝儀を管理する必要がなくなります。
また、遠方からの来てもらう際に、御車代がご祝儀と相殺されるため、ご祝儀をお断りするケースもあります。
ご祝儀を辞退する場合、受付不要ですが、事前に親族へその旨をしっかり伝えることが重要です。
事前連絡が不足していると、当日ご祝儀を持ってきてしまったゲストが戸惑う可能性があります。
受付なしの基準③親族以外の知人を誰も招いていない
親族のみの家族婚は受付なしの方が多いです。
親族同士であれば、結婚式の進行や会場の案内についても柔軟に対応できることが多く、受付を省略しても問題がないことがほとんどです。
一方、親しい友達や職場の同僚を数人呼ぶ場合には、当日ご祝儀を頂くこともあるので、受付があった方が安心でしょう。
親族以外のゲストが1名でも参加するなら、混乱させないよう受付を設けることを検討しましょう。
受付なしの親族のみ家族婚の注意点
親族の実の結婚式で受付を設けない場合、事前準備や当日の段取りには十分注意が必要です。
以下のポイントを押さえておけば、スムーズな進行が期待できます。
事前に受付がないことを親族に伝えておく
受付がない場合、ゲスト親族にその旨を事前に伝えることが重要です。
「当日は受付がありません」という一言を招待状に記載したり、事前に口頭で説明しておくと良いでしょう。
当日ゲストが混乱しないように配慮しましょう。
特に、結婚式に不慣れな親族や年配のゲストがいるなら、具体的な案内を追加しておくと親切です。
会場に直接向かう流れや、会場スタッフが案内してくれることを伝えると安心してもらえます。
式場の担当スタッフと連携する
親族のみの家族婚でも、式場スタッフとの連携は欠かせません。
事前に担当スタッフに受付を用意しないことを伝えておきましょう。
スタッフにゲストの誘導や荷物の管理、必要に応じた案内をお願いすることで、当日の進行がスムーズになります。
ご祝儀を当日受け取る場合は、スタッフから「受付はないので、親御さんへ直接手渡してください」などのアナウンスをしてもらうと良いでしょう。
当日ご祝儀をもらう場合は渡す人を決めておく
家族婚でも当日ご祝儀を受け取る可能性がある場合、誰が受け取るかを事前に決めておくことが重要です。
通常は、新郎新婦の両親など、信頼できる親族にお願いすることが一般的です。
ご祝儀を預ける人を事前に決めておくことで、ゲストの混乱を防ぎ、スムーズに対応できます。
親族のみの家族婚で受付を頼む際のポイント
親族のみの結婚式でも受付を設ける場合、誰に依頼するか、いつ依頼するかなど、事前準備が重要になります。
以下のポイントを押さえておくと、ハプニングや負担を減らすことができます。
兄弟姉妹に依頼することが多い
親族のみの結婚式では、受付を兄弟姉妹にお願いすることが多いです。
理由は、親族であるためゲスト全員の顔ぶれを把握している可能性が高く、また、年齢が近しいので依頼しやすいためです。
兄弟姉妹であれば、ゲストとの交流もスムーズに行えるため、安心して任せられるでしょう。
兄弟姉妹がいない場合は、従妹など年齢の近い親戚に頼むのがおすすめです。
少人数の家族婚なら受付は1人でも大丈夫です。
結婚式の1ヵ月前までに依頼する
受付を依頼する場合、結婚式の1ヵ月前までには声をかけておきましょう。
受付を依頼する人が決まった時点で打診をし、余裕を持って依頼することで、相手も準備がしやすくなります。
当日はやや早めに来てもらう必要があるので、集合時間などの詳細も事前に案内しておきましょう。
特に、遠方から参加する親族に依頼する場合は、早めにスケジュールを共有することが重要です。
受付のお礼を渡す
受付をお願いした場合、感謝の気持ちを込めてお礼を渡すのがマナーです。
一般的には3,000~5,000円程度を目安に渡しますが、兄弟姉妹に頼んだ場合には必ずしもお金を支払う必要はありません。
ただし、感謝の気持ちを込めて、プレゼントを別で用意したり、食事をご馳走したり、改めてお礼を伝えることで相手も快く思ってくれるはずです。
関連記事:家族婚で引き出物どうする?
まとめ:親族のみの少人数な家族婚なら受付なしでOK!
親族のみの結婚式は、少人数ならではのアットホームな雰囲気が特徴です。
受付を設けるかどうかは、ゲスト人数や構成、ご祝儀の扱いなどに応じて柔軟に判断しましょう。
受付を省略する場合は、事前の準備やスタッフとの連携が成功の鍵となります。
親族との絆を深める場として、形式にとらわれず、自分たちらしい結婚式を楽しんでください!
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