結婚準備の重要なステップである両家顔合わせ。
しかし、「何を準備すればいいの?」「失敗しないためのコツは?」と不安に感じる方も多いはず。
私たちも悩みながら準備しましたが、当日は和やかな雰囲気で進められました♪
この記事では、私たちが両家顔合わせをどのように準備し、当日どのように過ごしたかをリアルな体験談として紹介。
さらに思わぬ失敗談も交え、これから両家顔合わせを計画している方に役立つ情報をお届けします。
読み終える頃には、自信を持って顔合わせに臨むためにすべきことが明確になるでしょう。
これから両家顔合わせを予定している方は、ぜひ最後までご覧ください!
私たちが両家顔合わせをした背景とタイミング
私たちが両家顔合わせを行ったのは、プロポーズと結婚から約半年後です。
通常、プロポーズ後の結婚前に顔合わせの席を設けることが多いですが、私たちの場合は、もろもろ落ち着いた後の顔合わせとなりました。
プロポーズ後すぐ婚姻届けを提出し、結婚式の日取りも確定した後での顔合わせでした。
そのため、結婚式の両家の意思確認などは行わず、形式的な節目として開催しました。
スケジュール的には、以下の理由でこのタイミングに決めました。
- 結婚式前に集まっておきたかったから
- 両家が遠方同士で、気軽に会うのは難しかったから
- 遠方からの両親が、観光がてら紅葉を楽しめる季節(秋)を選んだ
両家が遠方同士のため、顔合わせを通じて会うために、場所や日程の調整が重要なポイント。
そこまで形式を重んじる家族ではなく、結納はしていないですが、顔合わせはやっておいて損はないと思いました。
両家顔合わせ体験談「準備段階」
私たちの両家顔合わせの体験談として、まずは準備段階でやったことや、やっておいてよかったことを紹介します。
日程調整と会場選び:彼の地元へ集合
私たちの両家は、私の実家が関東、彼の実家が関西という遠方同士。さらに、私たち新郎新婦は東海に住んでいます。
どこで行うかで迷いましたが、最終的には彼の地元に私の両親と私たち新郎新婦が足を運ぶ形で決定しました。
顔合わせ場所選びの理由としては、以下の通り、かなり個人的な事情が大きく影響しています。
- 前回彼の地元で予定していた食事会のリベンジ
- 彼の母親の体調への配慮
- 私の両親が旅行好きで快諾してくれた
どこで開催するかに決まりはないので、両家で相談して双方が納得できる場所を選ぶのがベストですよ。
具体的な場所選びのポイントについて解説した記事があるので、詳しくはこちらも確認してみてくださいね。
最近は、両家の中間地点で開催するケースが多いです。
会場は、彼の地元の少し格式ある和食店を選びました。個室があることや、庭園の紅葉がきれいに見えることが決め手でした。
服装とマナー:私は振袖を選択
当日の服装についても迷いましたが、最終的に私は母から譲り受けた振袖を着ることにしました。
両家ともに、着物かスーツで参加しています。一般的には、きれいめなワンピースやスーツが多いでしょう。
顔合わせは振袖を着られる最後のチャンスでもあり、私は結婚式でドレスを着るので、和装の写真も撮れていい機会になりました。
- 事前に両家でドレスコードを確認し差が出ないようにする
- お店や季節に合った装いを意識する
- 服装に応じて清潔感のあるヘアメイクをする
着付けと一緒にヘアセットもプロにお願いしましたが、お店は和食の老舗だったので、雰囲気もマッチしていて良かったです。
正直、着物は苦手ですが、着るだけでそれっぽくなるので、顔合わせの場に適してました♪
着て行けそうな着物やワンピースがない場合は、レンタル衣装を利用すれば、コストを抑えつつフォーマルな装いが可能になります。
持ち物:手土産の必要性と記念品の準備
顔合わせ当日は、それぞれの親が用意しており、私たち新郎新婦は手土産は特に持参していません。
それぞれ地元のお菓子を持参しており、食事前に交換していました。
基本的には、顔合わせでは親同士が手土産を用意します。事前に親に確認しておくと両家共に安心でしょう。
また、婚約記念品のお披露目のために、婚約指輪を箱に入れて持っていきました。
腕時計など婚約指輪のお返しの品があれば、顔合わせで交換するセレモニーも人気ですよ。
私たちの場合は、お返しとして結婚指輪を私が負担したので、婚約指輪だけ見せることにしました。
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会話のネタ作り:しおりは作成しませんでした
近年、顔合わせで「しおり」を作るカップルも多いようですが、私たちは特に用意しませんでした。
会話のネタが尽きることを懸念する方は、事前にしおりを作成することで、安心して当日の進行ができるかもしれません。
私たちの場合は、初対面というわけではなかったので、自然体で進められるだろうと考えました。
その代わり、会話のネタとして、以下の準備をしていきましたよ。
- 結婚式のパンフレットや案内
- 婚約指輪のお披露目
- 私たちが飼っているペットの話
あらかじめ話題を考えておくことで、沈黙を避けることができます。
両家顔合わせ体験談「当日の流れ」
実際に、両家顔合わせ当日の様子や流れについて、私たちのリアルな体験談を紹介していきます。
全体のスケジュール
私たちの顔合わせ当日のスケジュールは以下のように進みました。
- 待ち合わせ:駅前で私の両親と合流。
- お店へ移動:予約した個室へ案内される。
- 記念撮影:乾杯前に集合写真を撮影。
- 挨拶と乾杯:軽く挨拶を交わし、乾杯でスタート。
- 食事と歓談:料理を楽しみながらリラックスした雰囲気で会話。
- 解散:お店を後にし、それぞれ解散。
結納はしていないので、よくある食事会と同じような流れで進みましたよ。
思っていたよりもフランクな食事会になり、親同士もリラックスできていたので、その点安心でした。
待ち合わせ:遠方からの両親と合流してお店へ
私の両親と私たち新郎新婦は遠方から新幹線で到着したため、お店の最寄り駅で集合して、お店までタクシーで一緒に移動しました。
彼のご家族は少し遅れての到着だったので、お店の個室内で話しながら待つことに。
はじめてのお店の場合は、家族が道に迷わないように、お店の前や駅などで集合してから入店するのが安心でしょう。
私たちは時間に遅れないように、早めに着付けを終わらせておき、カフェで時間を潰して待っていました。
席の配置:上座下座と話しやすさを考慮
両家顔合わせの席の配置は悩みどころでしたが、親同士が向かい合い、私たちがその間に座る形を選びました。
上座に父親など家族の長を置き、私たち新郎新婦を良く喋る両親の間に挟んでもらうことで、全員が話しやすい雰囲気を作ることができました。
誰かひとりが置いてきぼりになったり、輪に入れないことがないよう、会話しやすい配置を新郎新婦で考えておくとスムーズでしょう。
挨拶・進行:特に仕切らずフランクな流れで進行
私たちは両家顔合わせに向けて、特に台本や進行表は用意せず、自然体で進めました。
念のため簡単な挨拶や進行は考えておくと、当日安心して迎えられますよ。
一応、乾杯の音頭だけ彼が用意してくれていたのですが、私の父が「じゃあ、この度はおめでとうございます~」的な感じではじめてしまいました。(笑)
お互い初対面でもないので、はじまりの挨拶がないことで、逆に硬すぎない雰囲気にできたかもしれません。
私たちの体験談のように、両親が良く話すタイプなら、親に任せておくのが安心だと思います。
反対に、静かなタイプなら、新郎新婦で進行を頑張る必要がありそうです。
記念撮影:お酒が入る乾杯前に
両家顔合わせの記念写真は、乾杯のお酒が入る前に撮影することにしました。
お酒で顔が赤くなりやすい家族がいる場合は、乾杯前に済ませておくのがおすすめです。
私はお酒は飲まなかったのですが、塩分で顔がむくみやすいので、食事前にお店の人に写真を撮ってもらいました。
両家で一緒に写真を撮るなんてめったに機会なので、顔合わせでは写真を撮っておくと記念の体験になりますよ。
食事と歓談:親同士に任せっきり
両家顔合わせの歓談中は、親同士の会話に任せる場面が多かったです。
両親同士のペースに任せる形で、旅行の話やペットの話など、たわいもない談話で盛り上がっていました。
私たちも、会話に入りつつも、聞き手に回る時間が長かったように感じます。
懸念していた沈黙は特になかったのですが、結婚式のことや2人の思い出など、会話のネタは準備しておくと安心でしょう。
支払い:合計5万円を2人で負担
両家顔合わせの食事会費用は、合計で約5万円ほどでした。
最初から私たち2人で負担すると決めていたため、会計時は彼がスムーズに支払いを済ませてくれました。
念のために、現金も準備していましたが、クレジットカードで問題なく決済が完了。
支払は、両家を招待した新郎新婦で負担することが多いですが、片方の地元に来てもらう場合は、迎い入れる側が交通費の負担を考慮して食事代を請け負うケースもあります。
私たちの両家顔合わせの失敗談
私たちの両家顔合わせでの失敗談についても、後悔していることが3つあるので、紹介します。
これから顔合わせをする方は、ぜひ私たちの体験を反面教師としてみてください。
顔合わせ失敗談①お店の電話が繋がりにくかった
顔合わせで予約した際、予約の確認や事前の質問をしたい時に、お店の電話が繋がりにくいという問題がありました。
何度か時間帯を変えて連絡したのですが、もともと繋がりにくいお店だったようで、結局予約人数の変更も叶わず、当日を迎えてしまいました。
1週間くらい電話が繋がらなくて、さすがにお店選び失敗したな、と思いました…。
1人減った分は変更できないとのことで、余った食事は出してもらい、シェアをしたのですが、連絡が繋がらない点や、融通が利かない点がモヤモヤ。
事前に、お店の接客の評判や、連絡手段を確認しておくと安心でしょう。
顔合わせ失敗談②思ったよりも時間がかかった
両家顔合わせの食事会は、待ち合わせから3時間くらいかかりました。
彼のご家族が少し遅れて到着し、歓談も盛り上がったことで、予想していた2時間を少しオーバーしました。
ただ、帰りの新幹線は予約しておらず、その後の予定も入れていなかったので、特に問題はありませんでした。
顔合わせが長引く可能性もあるので、食事後に予定を入れないでおくことをおすすめします。
顔合わせ失敗談③婚約指輪のお披露目がしっかりできなかった
両家顔合わせのために、婚約指輪を持参したものの、会話に夢中でお披露目するタイミングを逃してしまいました。
私の両親には、彼のご家族を待っている間にお披露目したのですが、彼のご家族に見せられずに終わってしまいました。
盛り上がってる話の腰を折るのも忍びなかったので、結婚式当日にでも、改めてお披露目できればと思っています。
顔合わせでお披露目をするなら、あらかじめ段取りを考えておくのが安心でしょう。
まとめ:両家顔合わせの体験談
私たちの両家顔合わせの体験談を紹介しましたが、はじめは緊張したものの、当日は和やかに終わりました。
以下のポイントが、成功の秘訣だったと思います。
- 事前準備をしっかり行う
- 支払いや服装など、事前の情報共有を綿密にする
- リラックスした雰囲気を大切にする
これから両家顔合わせを控えている方は、ぜひ素敵な顔合わせを迎えてくださいね♡
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